2019年09月08日
0.3〜2mmの薄板に歪みのない溶接が可能なYAGレーザー溶接機
TIG溶接ではできなかった薄板溶接が可能。仕上げの美しさが求められる製品に最適。
エネルギー密度が非常に高く、母材への熱影響が少ないため、
ゆがみなく強度のある溶接が可能に!
YAGレーザー溶接機は、Yttrium(イットリウム)、Aluminium(アルミニウム)、Garnet(ガーネット)による結晶体から極めて高いエネルギー密度が得られるため、深く狭く溶接することができ、溶接ビードが細く深くなるため仕上げの美しさが求められる製品に最適です。また熱伝導も少ないことから、0.3mm程度の薄板でも溶接でき、TIG溶接ではできなかった薄板溶接が可能です。
【YAG溶接とTIG溶接の比較】
項 目 | YAG | TIG | 特 徴 |
---|---|---|---|
溶接速度 | ◎ | × | YAGは、パワー密度の高い溶接であるため、高速で溶接を行うことが出来る。 |
低熱入力 | ◎ | × | YAGは熱が集中し、母材への入熱が少ない。 TIGは熱伝導型溶接である。 |
熱による歪 | ◎ | × | YAGは、熱が一点に集中し拡散しないため、歪みがかなり抑えられる。 |
溶接ビード外観 | ◎ | △ | YAGは外観のビードが安定するが、TIGは加工者の技量によりバラツキが大きい。 |
コスト | × | ◎ | 一般的にYAGは非常に高価であり、普及が遅れている。 |
【図 解】
【製品見本】
この商品は横方向は曲げ加工にて、縦方向をYAGレーザ溶接にて行っております。